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Blogこんにちは、つきしま矯正こども歯科です。
お子さんの歯科診療に携わっていると、むし歯やクリーニング、定期健診はもちろんですが
転倒やぶつけてしまったことによる「外傷」も来院理由として多くあります。
もしものときに備えて今回は口元を怪我してしまった時の事について少しお話したいと思います。
口元をぶつけてしまった時に起こる可能性として歯ぐきからの出血や腫れ、歯が揺れている、歯が欠けたり折れてしまうこともあるかもしれません。
何か大きく症状が出ていれば受診するかと思いますが少しの症状だとそのままにして問題ないのか判断難しいこともありますよね。
実際にそういった際に歯医者さんでどんなことをチェックしているのか一例をあげてみます。
怪我してしまった状況を聞きながら、併せて痛み・歯ぐきからの出血の有無、歯自体の欠け・揺れがないかなど確認します。そして必要に応じてレントゲン写真を撮ることで見えない範囲にある歯の根っこや骨の状態を診ていきます。上記のことを踏まえてすぐに処置が必要か、それとも経過観察で問題ないかを判断し、必要な場合はその状態にあわせて処置をすすめていくことになります。
経過観察になった場合でも歯磨きやフロスといったホームケアのやり方やお食事、日常生活での注意事項など患者さんにあわせて必要な情報をお伝えさせていただくので安心してください。少し厄介なことにその時は問題がなくても後から歯が変色する、歯ぐきにニキビのようなできものができる等、時間が経ってからなんらかの症状が出ることがあります。場合によっては1年くらい経って出ることもあるので事前にそういった可能性があるという情報を知っていると少し安心できるのではないでしょうか。
せっかく歯医者さんに来ても状態によっては経過観察になるケースももちろんありますが、後から症状が出た場合に「そういえばあの時のケガかもしれない…」なんて漠然と不安になるなんてことはできることなら避けたいですよね。
処置の内容によっては早めの来院・早めの対応によって予後が変わることもあるので、心配であれば一度歯科医院を受診頂くのが確実です。
怪我をしないことが一番ですがもしもの時には慌てず、とりあえず歯医者さんにご連絡下さい。