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Blogこんにちは。つきしま矯正こども歯科です。
歯の表面の一部が白濁していたり黄色や茶色に着色しているところはありませんか?
もしかしたら、エナメル質形成不全というものかもしれません。
今回は、エナメル質形成不全が一体何なのかをお話していきたいと思います。
▶エナメル質形成不全とは
まずエナメル質というのは歯の一番表面にあり、体の中で一番硬い組織と言われています。
エナメル質が作られる時期に、何らかの障害が起こることで歯の表面が白や黄色や茶色く着色したり人によっては粗造になります。
他の歯よりも脆く、むし歯のリスクが高くなります。
エナメル質形成不全のところがむし歯になると、進行がはやく欠けたりしやすいのが特徴です。
▶原因
原因はいくつかあり、妊娠中の服薬、栄養不足、ホルモンの異常、乳歯の時に外傷をうけたり神経をとるくらいの大きなむし歯があった時にエナメル質形成不全は現れやすいと言われています。
▶対策
まずは、妊娠中の服薬や栄養不足など気をつけてみましょう。
栄養不足に関しては、ビタミンDが歯を作る働きに関係するので意識して摂取すると良いかもしれません。
日光を浴びることでも生成されるので外に出るのもいいと思います。
次に、乳歯の時に大きなむし歯を作らないように気を付けてみましょう。
むし歯にならないためには、お家での歯磨きやフロスなどでのケア、歯医者での定期的な検診やクリーニング、フッ素の塗布、食事のとり方などがあります。
たとえエナメル質形成不全があったとしても必ずむし歯になるわけではありませんので、むし歯にならないようなケアはしっかり行いましょう。
エナメル質形成不全のところが欠けたり粗造になった場合はむし歯の治療のような白い詰め物をする場合があります。
子どもの歯でも生えてくる大人の歯でもなる可能性はあります。
他の歯より少し色が違うかもなど心配なことがあればお気軽にお尋ねください。