ブログ
Blog〒104-0052 東京都中央区月島3-13-7
ブログ
Blogこんにちは。
つきしま矯正こども歯科(中央区勝どき・月島)です。
唾液検査でより詳しくお口の中の現状を把握して、自分に合った予防対策をしてみませんか?
当院では、LIONの多項目唾液検査システム「SMT」を使用しています。
「歯の健康」「歯ぐきの健康」「お口の清潔度」の3つについて6項目に分けて検査します。
検査から判定まで約5分で、虫歯や歯周病、口臭のリスクを知ることができます。
検査項目
歯の健康に関する項目
・むし歯菌
むし歯の原因となる菌の数を測定します。
むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢が付着しやすく、むし歯菌が作り出す酸によって歯を溶かしてむし歯になりやすいです。
・酸性度
唾液のpH(酸性かアルカリ性かを表す尺度)を測定します。
唾液の酸性度が高いと、お口の中が酸性に傾き、歯の表面が溶かされやすくなります。
歯の表面が溶かされる事を脱灰といい、むし歯の始まりの事です。
・緩衝能
お口の中を中性に戻す力を測定します。
酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力が弱いと、歯の表面が溶かされ脱灰が起こります。
歯ぐきの健康に関する項目
・白血球
唾液に含まれる白血球の量を測定します。
歯と歯ぐきの間で菌が増えると、体の中に菌が入り込むのを防ぐ働きによって白血球が増えて唾液中に分泌されます。
歯ぐきに炎症があると唾液中の白血球が多くなります。お口の中に傷や口内炎などがある場合や体調によっても影響があります。
・たんぱく質
唾液に含まれるたんぱく質の量を測定します。
歯周病の原因菌が口の中に多く存在し、歯ぐきに炎症がある人ほど唾液中のたんぱく質の量が多くなります。
お口の清潔度に関する項目
・アンモニア
唾液中の細菌から代謝されるアンモニアを測定します。
お口の中にいる細菌の数や種類が多いと、唾液中のアンモニアが多くなり、口臭などの原因になります。
唾液検査をする時、いくつか注意事項があります。
①検査前1時間以内の飲食、喫煙、歯磨き、うがい
②直前の激しい運動
③検査前5~6時間以内の殺菌効果のある歯磨き粉や洗口剤の使用
④検査前1ヶ月以内の常用薬以外の薬の服用
⑤唾液中に潜血が含まれる場合
⑥口紅やリップクリームの使用
上記に当てはまる場合、正確な検査結果が得られないことがありますので、検査の際は控えていただいております。
検査結果をもとに、一人一人に合った予防の対策をご提案させていただきます。
検査結果は、対策をすることで変わっていきます。お口の中を健康にしましょう!
気になる方いらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください。