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Blogこんにちは。つきしま矯正こども歯科です。
今日は子供の口腔機能トレーニングについてお話します。
「吸い付けて〜ポン!」
「もっとベロのひも伸ばして〜ポン!」
「カッ❢と大きな音出して〜次にゴックン!」
「タッタッタッタッタッ、タタタタタ〜!」
こんな声が今日も診療室のどこかで聞こえています。食べたり話したりする為に必要な舌の動きや言葉のトレーニングをしているのです。
子供の口腔機能に関して、2018年より食べる機能・話す機能・呼吸する機能について成長に合わせて正しい機能が獲得できるよう、歯科保険診療の中で対応できるようになりました。
これは、一生涯自分の歯で美味しく物を食べ健康な生活を送るための予防の第一歩でもあります。
お口がいつもポカーンとあいていたら、感染症にかかるリスクはあがってしまいます!
ポカーンのお口をみてみると舌はどこについていますか?きっと舌も下に下がったり前に出ていたりしませんか?
そしてそのまま嚥下をしていたら!舌や口唇の無理な力で間違った飲み込み方をしてその力が歯を動かしてしまい、歯並びを悪くしてしまう事があるのです!
毎日唾液を飲み込んだり、ご飯を食べたり、人は一日600回から1500回くらいの嚥下をしていると言われています。お子様が毎日の食事の時に、どんな食べ方をしているか?どんな飲み込み方をしているか?観察してみてください。
正しい舌の位置。
正しい食べ方。
正しい嚥下の仕方。
正しい発音。
などができていますか?小さい頃はかわいいと思える仕草も、年齢とともに間違った癖に定着してしまうと治す事がだんだん難しくなってしまいます。
気づきは家庭から‼
日々の生活の中で、お子様のお口の事で上記のような”大丈夫かな?”と感じる事がありましたら、まずはお口の専門家である歯医者さんにご相談くださいませ。
日常のちょっとした気づきから始まり、少しずつ楽しく機能や構音のトレーニングを行なう事でお子様の将来に役立つ発見がなにかきっとあるはずです。
機能トレーニングを行いながらお子様方の正しい習慣が身につくお手伝いが出来ましたら私たちスタッフもうれしく思います。
日本歯科医学会のホームページにも、この口腔機能の事について動画で紹介されています。ご参考になさってみてください。
矯正治療後の歯並びの長期安定にも関わってくる事ですので、大人の方も気になることがあればいつでもご相談ください。