こんにちはつきしま矯正こども歯科です。

最近梅雨なのかそうじゃないのかよくわかりませんが皆さんはどうお過ごしですか？
私は天パなので毎朝大変です。

近頃の私はというと医局で新しく立ち上がった若手中心の勉強会、近い先輩達と立ち上げたデジタル矯正の論文や教科書を翻訳解説する勉強会、新人の頃から研究の面倒をみてもらったり仕事やセミナーに誘ってくれていた先輩達と後輩を誘って日常臨床の疑問や症例の相談をする会を立ち上げたり、息子とニンテンドースイッチをやったりと忙しく過ごさせていただいております。

あとワクチンも２回目終わったので運動も再開しました。

今回はこのうち医局の若手勉強会について書かせていただこうと思います。

テーマは『セットアップ』です。

矯正治療におけるセットアップとは現在の歯並びから治療計画を立てて、石膏模型または口腔内のスキャンデータからコンピューター上で歯を動かして、３Dプリントし治療後の歯並びの模型を作ることです。
この模型を使用することにより立てた治療計画が実現可能か確認したり、模型上の理想的な位置に矯正装置（ブラケット）を付けそれを口腔内にトランスファーする事でより正確な位置にブラケットを装着することができます。

この方法は従来のやり方での装置装着時におけるズレや人為的ミスを減らすことができ、誰がやっても同じ位置にブラケットを装着することができるので治療期間の短縮にも繋がります。

当院ではセットアップをコルチコトミー併用矯正、舌側矯正、インプラント治療が必要な患者さんの矯正、インビザライン治療で行っております。

演者は当院でも依頼している技工士さんで人格者のイケメンです。笑
月曜か火曜の昼休みに待合室で技工物の相談とチェックをしているのでご興味があれば覗いてみてください。笑

話もすごくまとまっていて、技工士サイドがより作業をしやすくなる指示や新しく開発した装置の事も教えてもらいました。

技工士さんの仕事はまさに職人って感じなんですが、同じ方法でやり続けるのではなくどんどん進化し新しいものを生み出している姿勢に感銘を受け改めて尊敬しました。

周りの人が現状に留まらず新しいことに挑戦している姿を見るとしばらくはさぼれなそうです。。。

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