こんにちは!つきしま矯正こども歯科です。
前回から引き続きお家でのケアグッズについてご紹介していきます!
お子さん向けの歯ブラシ・デンタルフロスについてお話させて頂きました。
大人の方に向けても歯ブラシ・デンタルフロスのご紹介が出来たら良いのですが、お子さんに比べ歯だけではなく歯茎の状態でも選択する歯ブラシが変わってくるので今回、次回と歯磨き粉や補助清掃用具と呼ばれるものをご紹介します。
皆さん歯磨きの際歯磨き粉は使われていますか?
CMや店頭で「フッ素配合」というワードを耳にされたり、ご覧になられたりしている方も多いと思います。
当院に通って下さってる患者様でもフッ素が入っているかどうか気にして選んでいるという方もいらっしゃいます。
フッ素は具体的になにをしてくれるのかというと…
市販の歯磨き粉に含まれている低濃度のフッ素は歯の再石灰化に繋がります。
再石灰化とは溶けてしまった歯の表面を補強してくれるようなイメージです。
上手に使えば虫歯予防に役に立つフッ素ですが、そんなフッ素の弱点の1つにお水に弱いという性質があるためせっかくフッ素配合の歯磨き粉を使って磨いてもたくさんお口をゆすいでしまうとフッ素が流れ出てしまいます。
ですのでフッ素配合の歯磨き粉を使用した際のうがいは1回くらいでも良いと言われています。
その際、お口に含む水量は5ml~15mlの少ない水量でうがいするようにしましょう。
もし、少量のお水で1度だけのうがいでは物足りないという方は何もつけずに歯を磨いた後、歯磨き粉をつけてサッと磨いても良いかもしれません。
フッ素に関しては歯磨き粉とは別に歯磨きジェルもあります。
最近では歯科医院だけでなくドラックストアや量販店でオーラルケア用品もたくさん取り扱いのあるお店も増えてきていますね!
歯磨き粉との使い方の違いのポイントなどわかりづらいところもありますが、フッ素ジェルはうがいをしなくても大丈夫なものもあるので、場合によってはまだうがいをすることが難しい低年齢のお子さんでもお使い頂けます。
また、使用後うがいをしない分歯磨き粉に比べお口に残るフッ素の量が多いです。
そのためフッ素の取り込みやすい時期と言われる生えてから間もない歯があるうちは歯磨き粉と合わせてフッ素ジェルの使用がおススメです。
ぜひ日々のケアに取り入れてみてくださいね!