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Blog〒104-0052 東京都中央区月島3-13-7
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Blogこんにちは!
つきしま矯正こども歯科(中央区勝どき・月島)です。
皆さんお子さんの仕上げ磨きをしている時にお困りのことはありませんか?
例えば
頬っぺたをよけようとすると嫌がる。
唇をよけると力を入れてしまって上手くできない。
舌が邪魔でうまく磨けない。
などなど通院されている保護者の方からよく頂くお話です。
引っ張られるとどうしても力は入ってしまうのですがなるべくならスムーズに歯磨きしたいですよね!
そんな時にぜひ試していただきたいポイントをいくつかお話させて頂きます◎
①頬っぺたの中を広げながら伸ばしてあげる
歯ブラシの時だけに限らずお風呂に入っている時や、リラックスしているときに指をしっかり口の中にいれて頬っぺたを優しく伸ばしてあげます。歯磨きの時間だけだと「磨かれる」と構えてしまうため力が入りやすくなってしまうこともあるようです。
歯磨きの時間だけではなく、他の時間にも伸ばすことでお口の中を触られることに慣れていきます。特に低年齢のお子さんだとお口の中を触られることに慣れていないのでいきなりお口の中を触られると嫌がるのが普通です。そんな時はいきなりお口の中を触るのではなく、お口から遠いところをゆっくり順番に触っていき徐々にお顔、お口の中を触るようにしてみて下さい。
ちなみに!仕上げ磨きをする時にしっかり頬っぺたや唇をよける事で磨き残しは減らせます。磨くところがよく見えない中で磨こうとしてもなかなか上手くできません。場合によっては歯茎に当たってしまい、痛みがでるようなトラブルに繋がる恐れもあります。なので嫌がっていてもしっかりよけて磨くことはとても大切です。
②下の歯の内側を磨く間は小さく声を出して磨く
声を出している間は舌のチカラが抜けるので歯ブラシがいれやすくなります。お子さんも仕上げ磨きをされていると意識してしまい、少し歯ブラシが当たっただけで強い力で歯ブラシを押し返してしまうことも多いです。そこで「押さないで」や「力抜いてみて」と声をかけて上手に出来るお子さんもいますが、よくその感覚がわからない子多いです。そんな時は上記のことを試してみて下さい♪
そうすると不思議と力が抜けて歯ブラシが当てやすくなると思います。その時にお話する内容はなんでも構いません。ただ「あー」と小さいお声で言うだけでもしっかり力は抜けてくれます。
③たわいのないことを話しながらやってみる
歯磨きをしている時、構えてしまうことでつい無意識に力が入ってしまいます。親御さんが仕上げをされる時の真剣な様子もお子さんに伝わってしまうと悪いことをしているわけじゃないのにやりづらくなる原因になってしまう可能性もあります。
その日にあった出来事など内容はなんでも構いません。お子さんの気がそれるような話をしながら歯磨きをするだけで意外とリラックス出来たりするのです。その際、お子さんがたくさん喋りたくなるような話題だとなかなか歯ブラシが進まなくなりますので、そうならないような話題で出来ると良いですね。途中で何か質問をするような場面でも「はい」か「いいえ」で答えられるようなもののほうが歯磨きが中断してしまう可能性を少なくできるかと思います。
歯ブラシはもちろんフロスでのお口のケアは毎日取り組んでいくことが大切です。歯医者さんでの定期検診ももちろん重要ですが、残念ながらそれだけでは十分な予防にはなりません。定期検診後、次回の定期検診までの間にどれだけお家でのケアを取り組めていたかのほうが大切です。
日々の歯ブラシ、一生懸命になるあまり負担になってしまっては継続するのも難しくなってしまいます。そんな時はポイントや優先した方が良いところなど患者さんに応じてご提案させていただきます。
できることを工夫して親子の楽しいコミュニケーションの場にして取り組んでいきましょう。